介護職の自己愛性人格障害③
介護職の男性は、実は父親がモラハラだったようです。
なるほど、研究の材料になります。
父親の母親に対する言い方がきついので、自分はそうならないようにしようと思った。
毒親を反面教師にするのはいいことですね。
問題は、本当に親のようにならないか、です。
自己愛性人格障害の最初の性格って2パターンに分かれると思います。
最初から人を否定し、自分が上に立とうとする人。
もしくは。
大事に大事にしようと尽くして、一途そうに見えて束縛する人。
一見違う人種のように思えます。
今回のケースでは、介護職の人は後者ですね。
ですが、根本的に共通しているのは「自分の意見が優先されること」だと思います。
否定してくる人はまぁわかりやすいですね。
面倒見がいいけど「本当お前はダメだな~」みたいなことを平気で言う人ですね。
何かしらで自分が上に立てないと不安になってしまうので、相手を下げようとします。根拠もなく。
後者のタイプは一見すごくいい人に見えてしまうのが厄介ですね。
「愛されてる!」と思ってしまいますからね。
ですが、実際愛情があるかというと、相手のことより自分の意見ややりたいことを優先しようとしていることに気が付くはずです。
「相手のことを一番に考えてるフリ」をしつつ、でも自分が不安だからそうしてるだけというパターン。
「○○のことを思って」などと言ってしまう人とかそうですね。
どちらのケースも発展した先にあるのはモラハラだと思っています。
前者の場合だと
「なんで(この有能な)俺の言うことが聞けないんだ」
となるでしょう。
後者の場合
「なんで俺のことわかってくれないんだ。こんなに想っているのに」
ニュアンスが違いますが、同じようなものでしょう。
前者はDVに発展しやすそうですね。
後者はストーカーになりそうです。
自己愛性人格障害はモラハラ、DVをするストーカー気質のある人です。ですから紙一重ですね。
チェックポイントとしては「相手が嫌がっていることを続けるかどうか」も考えていいと思います。
私の場合、昔付き合っていた人で尽くすタイプの人がいました。それはいいのですが、朝私と同じ電車に乗りたがるのです。(付き合った後私の家の近くに引っ越してきた)
私は朝はゆっくりしたいし1人で通勤したいと思っていたのですが、彼は「通勤の時も一緒にいたい」と思う人でした。
私は「1人で通勤したいから、同じ電車には乗らないで」と伝えました。(彼はフレックスでした)
でも、彼は止めませんでした。
「朝も一緒にいたい」と。
私が夜遅い時は駅で「勝手に」待っていたり、ストーカー気質があったのかもしれません。
「相手が嫌がることをし続ける人」の気持ちは本当わからないです。
あと、やたら物を教えたがる人ってグレーかな…と最近思いました。答えはわかっていません。
介護職の人は父親を反面教師にしていますが、将来「なんで俺のことわかってくれないんだ!」となるのではないかと思います。
それでは結局のところ父親と同じではないでしょうか。
「教育のつもりだった」と言う可能性はなくはないです。
父親を反面教師にしている人が将来同じような人にならない為には…。
以前書いたように「親を捨てているか」を確認する必要があるような気がしています。
それくらいの覚悟がないと、負の連鎖を断ち切ることは難しいです。
なんだかんだで実家に帰省していたりする人は怪しいかな…。。