自己愛性人格障害に負けない

自己愛性人格障害の人と関わって疲弊しました。そのような人とどう立ち向かったらいいのか考察しました。

愛すべき自己愛性人格障害

リアルの自己愛性人格障害はうんざりするくらい嫌な存在ですが、愛すべき自己愛もまた存在します。 

それは…二次元の世界の自己愛性人格障害です。

中二病のキャラクターってとても多いと思います。
現実にいたらいやーな奴なのですが、アニメ、漫画、ゲームの世界のキャラクターだと、なぜかカリスマ性を持った人物であると思ってしまいます。

私が愛すべき自己愛性人格障害のキャラクターは、ドラゴンボールフリーザです。

フリーザ、いや、フリーザ様は自信に満ちていて、自分はとても優れていると思っています。

それなのに、丁寧な言葉で話しますよね。敵キャラの丁寧な言葉遣いは好きです笑

ナメック星人を脅す時
「殺しますよ」

いい意味でぞっとしますね。
「殺す」ではなく「殺しますよ」がなんともいいですね。

「みせしめに1人を殺してさしあげました」
とか「さしあげる」だなんて!

部下に対してさん付けなのも素敵です。

「全宇宙一であるこのわたしの恐ろしさをみせてあげましょう!」
など、「全宇宙一」であると自分で言ってしまうのが自己愛がすごいですね。

「わたしの戦闘力は530000です」
と自分から言い出したり、自分の能力をアピール。

冷静なフリーザですが、慌てると本性を剥き出しになるところも面白いですね。

「願いをかなえるのはこのフリーザさまだーっ!!!!!きさまら下等生物なんかではなーーい!!!!!」

と怒り狂う姿。「下等生物」なんて、人をとことん見下していますね。

ドラゴンボールを手に入れる事に失敗したフリーザは言います。

「ぜったいにゆるさんぞ虫ケラども!!!!!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!!!」

自分より「下」だと思っている人に、自分がしたいことを取られたら、自己愛は許せません。

本性を表す時は丁寧語でなくなります。いいですね~。どんどん怒ってほしいです。


最終形態?はなんだかかわいいですね。指でぴっと光線出すのもいいです。

話し方は最初は「わたし」だったのに「ボク」になって最後は「オレ」に変わるのも、段々冷静でいられなくなっていることの表れですね。

悟空がスーパーサイヤ人になったとわかったフリーザ

「こ…このオレがなんという屈辱だ…!このフリーザさまが~~~!!!あ…あ…あんなヤツに…あんなサイヤ人なんかに……!!!」

自分が宇宙一だと信じて疑わない自己愛性人格障害は、屈辱に耐えられません。ひどく落ち込みます。

スーパーサイヤ人にかなわないフリーザを見て、悟空は戦いはもうやめだと言います。おびえ始めたフリーザを倒しても意味はないと。

しかし、自己愛性人格障害は自分の負けを認められません。

フリーザが出した技は、クリリンの得意技、気円斬でした。

なんと、悟空に「そんなつまらん技」と言われてしましました!クリリン涙目。゚(゚´Д`゚)゚。

そんな気円斬に切られそうになったフリーザを見て、悟空は「ふせろーっ!!!!」と言いますが間に合わず。

自分で放った技によって真っ二つにされてしまうのでした。

今まで強気な発言ばかりしていたフリーザ

ここで初めて弱気な発言をします。
「助けてくれ」と命乞いをするのです。

かわいい奴め!

そんなフリーザに自分の気を分けてあげる悟空。優しいですね。


しかし!
その優しさが、負けを認められない自称宇宙一のフリーザにとっては、耐え難いものでした。

勝負には負けたものの、なんとしてでも悟空に死んでほしいと願います。

「オ…オレは宇宙一なんだ……!!だから…だからきさまはこのオレの手によって死ななければならない…!!!!!」

最終的には自分の勝ちであるということにしたかったのです。

ですが、最後に出した技を悟空に跳ね返されて、あっけない最期となりました。

自己愛性人格障害のことを勉強してから読み直して見ると、フリーザさまは自己愛のテンプレだなと思いました。

二次元だとなぜか許せてしまいます。

プライドが高いので言えば、ベジータもそうですね。ベジータ自己愛性人格障害であると推測します。

ベジータもかわいいですね。

「まるでスーパーサイヤ人のバーゲンセールだ」は名言だと思います。


二次元やフィクションでは、自己愛性人格障害なキャラでさえかわいく見えてしまいますが、現実世界で同じことをしたら、社会的には生きていけません。

世間を知らないニートは、二次元での自己愛を知って、これが現実世界でも普通だと思い込んでしまっているのでしょうか。

二次元では面白いし、ストーリーを盛り上げる役割にもなる自己愛性人格障害ですが、リアルにいたらとても面倒なタイプですね。

二次元と三次元は混同しないようにしましょう。